Digital Choc & Media Ambition Tokyo Collaboration talk 現実とデジタルの建築のはざまで
1024 architecture X Seiichi Saito X Kei Wakabayashi
第5回「デジタル・ショック」フェスティバルの一環として来日する、フランスのクリエイティブ・レーベル「1024 architecture」のメンバーのピエール・シュネデールとフランソワ・ヴンシェルと、ライゾマティクスの齋藤精一を迎え、日本とフランスを代表するデジタルアート・コレクティブの創設者同士による鼎談を開催します。いずれも名門校で建築を学んだ彼らが、建築物を構成する素材として、ムービング・イメージや空間をどのように把握しているのかについて、これまでの活動や未来のプロジェクトの紹介も交えながらお話を伺います。
Artist Profile
-
1024architecture
ピエール・シュネデールとフランソワ・ヴンシェルに創立された国際的にも高く評価されているクリエイティブ・ レーベル。建築的なアプローチによる分野横断型のオーディオビジュアル・インスタレーション作品を次々と発表。 ハイテクノロジーとローテクノロジー、身体と空間、サウンドとヴィジュアル、アートと建築など、境界を行き来する作品を打ち出している。 -
Seiichi Saito
齋藤 精一
Creative Director/Technical Director: Rhizomatiks/Media Ambition Tokyo実行委員会
1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年-2014年国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015審査員。 -
Kei Wakabayashi
若林 恵
『WIRED』日本版編集長
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。大学卒業後、出版社平凡社に入社。『月刊 太陽』の編集部スタッフとして、日本の伝統文化から料理、建築、デザイン、文学などカルチャー全般に関わる記事の編集に携わる。2000年にフリー編集者として独立し、以後、雑誌、フリーペーパー、企業広報誌の編集制作などを行なってきたほか、展覧会の図録や書籍の編集も数多く手がける。また、音楽ジャーナリストとしてフリージャズからK¬POPまで、広範なジャンルの音楽記事を手がけるほか、音楽レーベルのコンサルティングなども。2011年より現職。趣味はBOOKOFFでCDを買うこと。