MEDIA AMBITION TOKYO

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The (anywhere) syndrome / earth hole

EUGENE KANGAWA
地球に穴が空く。
閉じた空間を希望的に貫通する、創造の力。

数年前の春、国内で、進入禁止区域近くから見上げた夜空はとても美しかった。誰もそこには住めないので周囲は真っ暗なのだ。私はそこで大きな希望を感じた。閉ざされたかのように思えた空間も繋がっているのだと。
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“重力に従って真下に永遠に沈み続けるという運動は— 一つの新しい〈〉イメージ〉である。”
The China Syndrome,1979, film
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本作は、「地球に穴が空く」—自然空間に空いた一つの穴を通して、“地球の反対の位置から見上げた景色”を見ることができる作品です。地球を穿つ穴からは、白昼には対蹠地に広がる夜空が、黄昏時には明るい青空が広がり、その超現実的なイメージは神秘的で美しい体験を生み出すでしょう。

Roppongi Hills ‘MAT LAB’, Mori Tower 52F, TOKYO CITY VIEW

Google Map

02.26—03.21 | 10:00—22:00

2月26日(金)–3月21日(月・祝)

Schedule
  • 入場料

    一般当日1800円、一般前売り1500円(東京シティビュー入場料)
    チケット販売:peatix 

    シニア(65歳以上) \1,500(税込)、高・大学生 ¥1,200(税込)、4歳~中学生 ¥600(税込)※チケットは森タワー3階チケットカウンターにて販売致します。

     

  • EUGENE KANGAWA  Installation "The (anywhere) syndrome / earth hole"
    Management : EUGENE KANGAWA MANAGEMENT
    Special Thanks : THE NORTH FACE

Artist Profile

  • EUGINE KANGAWA

    Photo:TAKAO IWASAWA

    EUGINE KANGAWA

    1989年アメリカ生まれ。EUGENE KANGAWA MANAGEMENT,Object of Null創設者。

    デザインを専攻後、スクリプト(脚本)をもとにした映像やインスタレーションで脚光を浴び、一方で諸分野の特許開発や都市計画、人工知能、教育、デザインなどの様々な領域のプロジェクトに招聘されるなど、その活動像は国内外から注目を集めています。リサーチに裏付けされつつ詩的な世界観は、2013年にはサーペンタインギャラリー(ロンドン)でのプロジェクトや日本国内での複数の個展、2014年には音楽家Terry Rileyとの協業を行うなど国際的にも高い評価を得ています。3/16からは山形県鶴岡市にてAgricultural Revolution 3.0(農業革命3.0)展を開催。

    http://ek-m.com/
    http://eugene-kangawa.com/