MEDIA AMBITION TOKYO

X

floatio

Toshiya Yui+Tomohiro Yokota+Tomoko Hashida

floatioは空中に球を浮かせる入出力装置です。 今回の展示では、 “りんご”をモチーフとして浮かせています. ニュートンの逸話において、 りんごは万有引力を象徴する存在です。 そっとりんごをfloatioの上に置いてみてください。 りんごは重力に逆らって浮遊し、 移動していきます。
 
ドローンの登場が象徴するように、 私たちの身近にあるモノたちが当たり前のように浮遊する生活はそう遠くない気がします。 私たちは今、 浮遊するモノや生活について考えを巡らすべき時代に生きています。 浮遊の長所について考えた時、 その一つに生命感があると感じました。浮遊しているモノは自身の力で動いているように見えるため、 シンプルな形状でも生き物のように見えることがあります。 浮遊によってモノに生命が宿り、 モノとの関わりかたが変わっていくのではないでしょうか。

Roppongi Hills, Mori Tower 52F, TOKYO CITY VIEW

Google Map

02.11—03.12 | 10:00—22:00

2月11日(土)–3月12日(日)

Schedule
  • 入場料

    一般当日1800円、シニア(65歳以上)1500円、学生(高・大学生)1200円、子供(4歳〜中学生)600円

    ※東京シティビュー入場料

Artist Profile

  • Keiichiro Taniguchi

    Keiichiro Taniguchi

    Toshiya Yui

    1993年 長野県諏訪市 生まれ。 早稲田大学基幹理工学研究科表現工学専攻 修士課程1年 在学中。
    橋田朋子研究室に所属し、タンジブルユーザインタフェースの研究に従事。
    また、街とテクノロジーをテーマに掲げた集団City&Dotsに所属し、 2016年SXSWにて「BUBBLY」を出展。
    第22回学生CGコンテスト ノミネート、 第6回早稲田大学アプリケーションコンテスト最優秀賞など様々な賞を受賞。 

  • Tomohiro Yokota

    1993年 北海道函館市 生まれ。 埼玉県で育つ。 早稲田大学基幹理工学研究科表現工学専攻 修士課程1年在学中。 橋田朋子研究室に所属し、 人間の身体をインタフェースとして拡張する研究に従事。 人間にとって使いやすいインタフェースの在り方を模索している。 第22回国際学生バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2014)決勝大会進出 Mashuo Awards 2016 学生部門賞 決勝大会進出。

  • Tomoko Hashida

    2008年 東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。 博士(学際情報学)。 現在、早稲田大学基幹理工学部表現工学科 准教授。 HCIを中心としたメディアテクノロジーとデザインの研究に従事。 日本バーチャルリアリティ学会論文賞、 電子情報通信学会HCG賞、経済産業省Innovative Technologies, Asia Digital Art Award 優秀賞などを受賞。