セッション2「見えない関係性を見えるようにする」
出演:田川 欣哉(Takram)、脇田 玲(慶應大学教授)
司会:若林 恵(WIRED)
※本プロジェクトは、内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により、平成28年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査として実施しています。
※UDトークによる音声認識技術を活用したリアルタイム字幕(日本語)が表示されます。手元のスマートフォンやタブレットで外国語でもご参加いただけます。
Artist Profile
-
Kinya Tagawa (Takram)
田川 欣哉(Takram)
ハードウェア、ソフトウェアからインタラクティブアートまで、幅広い分野に精通するデザインエンジニア。主なプロジェクトに、トヨタ自動車「NS4」のUI設計、日本政府のビッグデータビジュアライゼーションシステム「RESAS -地域経済分析システム-」のプロトタイピング、NHK Eテレ「ミミクリーズ」のアートディレクションなどがある。日本語入力機器「tagtype」はニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションに選定されている。東京大学機械情報工学科卒業。英国Royal College of Art, Industrial Design Engineering修了。LEADING EDGE DESIGNを経て現職。英国Royal College of Art客員教授。
-
Akira Wakita (Professor, Keio University)
脇田 玲(慶応大学教授)
流体力学や熱力学のモデルに基づく独自ソフトウェアを開発し、「日常に隠された絶景」をあぶり出すようなビジュアライゼーションの制作に注力している。これまでにアルス・エレクトロニカ・センター、WROアートセンター、SIGGRAPH、文化庁メディア芸術祭などでメディア・アート作品を展示するとともに、日本科学未来館のARシステムGeo-Prismに海流ビジュアライゼーションを提供するなど、アートとサイエンスを横断する活動を続けている。慶應義塾大学環境情報学部教授。博士(政策・メディア)。
-
Kei Wakabayashi
若林 恵
『WIRED』日本版編集長
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。大学卒業後、出版社平凡社に入社。『月刊 太陽』の編集部スタッフとして、日本の伝統文化から料理、建築、デザイン、文学などカルチャー全般に関わる記事の編集に携わる。2000年にフリー編集者として独立し、以後、雑誌、フリーペーパー、企業広報誌の編集制作などを行なってきたほか、展覧会の図録や書籍の編集も数多く手がける。また、音楽ジャーナリストとしてフリージャズからK¬POPまで、広範なジャンルの音楽記事を手がけるほか、音楽レーベルのコンサルティングなども。2011年より現職。趣味はBOOKOFFでCDを買うこと。