MEDIA AMBITION TOKYO

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Versus

David Letellier

『ヴァーサス』(2011年)は、巨大な黒い花の形をした向かい合う二つのキネティック・スカルプチャーが、予測できない音や動きで対話をするインスタレーション作品です。スカルプチャーは12枚の三角形のミラーパネルで構成されており、特殊なアルゴリズムによってその動きが制御されています。花冠の中央に内臓されたスピーカーから発せられた音を、向かいのスカルプチャーがキャッチし、会場のノイズの影響も受けながら、音の周波数に応じて動きます。
2012年アルス・エレクトロニカ賞 受賞作品

DIGITAL CHOC 2017 コラボレーションアーティスト

Roppongi Hills, Mori Tower 52F, TOKYO CITY VIEW

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02.11—03.12 | 10:00—22:00

2月11日(土)–3月12日(日)

Schedule
  • 入場料

    一般当日1800円、シニア(65歳以上)1500円、学生(高・大学生)1200円、子供(4歳〜中学生)600円

    ※東京シティビュー入場料

Artist Profile

  • Courtesy of the artist

    Courtesy of the artist

    David Letellier

    1978年フランス生まれ、ベルリン在住のアーティスト。フランスとドイツで建築について学ぶ。カンディング・レイの名でドイツの電子音響レーベル「ラスター・ノートン」に所属。カーステン・ニコライとの息の長いコラボレーションでも知られるルテリエは、オーディオビジュアル・パフォーマンスからサウンド・インスタレーションまで、さまざまな媒体で表現を行う。建築、アート、音楽にまたがる彼のアプローチは、「動く形(フォルム)」としてのサウンドに関する探究であるといえる。ヨーロッパのデジタル・アートフェスティバルで精力的に作品を発表している。