MEDIA AMBITION TOKYO

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    Visualization of Air Conditioner

    Akira Wakita ( Akira Wakita+DAIKIN INDUSTRIES, LTD. )

    このソフトウェアは慶應義塾大学SFC脇田玲研究室とダイキンデザインの共同研究から生まれました。プロジェクトの目的は、アートとサイエンスの視点から、室内の風の流れを美しく可視化し、エアコンへの再解釈を引き出すことです。 エアコンは室内の空気を調整し、住空間を快適化する装置です。しかし、肉眼で捉えられない空気の流れをコントロールすることは容易ではありません。このプロジェクトでは室内の空気の流れを美しく可視化することにチャレンジしました。風の向き、強さ、障害物の位置や大きさ、アロマが行き渡る様子、室内温の変化など、様々な要素を3次元で可視化することができます。本プロジェクトで実現したアートとサイエンスの新しい結合は、私たちの世界の認識を新たにします。エアコンのシミュレーションとビジュアライゼーションから、あなたは部屋の中の隠された絶景を発見することになるでしょう。

    コンセプト・ディレクション:脇田玲
    ソフトウェア:計良風太, 山辺真幸(慶應義塾大学SFC脇田玲研究室)
    共同研究:ダイキン工業 テクノロジー・イノベーションセンター

    Roppongi Hills, Mori Tower 52F, TOKYO CITY VIEW

    Google Map

    2/9(fri)–2/25(sun) | 10:00-22:00

    Schedule
    • 入場料

      一般当日1800円、シニア(65歳以上)1500円、学生(高・大学生)1200円、子供(4歳〜中学生)600円

      ※東京シティビュー入場料

    Artist Profile

    • Akira Wakita

      流体力学や熱力学のモデルに基づく独自ソフトウェアを開発し「日常に隠された絶景」をあぶり出すようなビジュアライゼーションの制作に注力している。これまでにアルス・エレクトロニカ・センター、WROアートセンター、SIGGRAPH、文化庁メディア芸術祭などで展示するとともに、日本科学未来館のARシステムGeo-Prismに海流ビジュアライゼーションを提供するなど、アートとサイエンスを横断する活動を続けている。慶應義塾大学環境情報学部教授。博士(政策・メディア)。