東京残光
山本 健太、馬込 望 (Digital Nature Group)
我々は日々、過ぎ行く風景の中に,光の織りなす陰影を見つけてきた。
陰影がもたらす気配は、感じるには実体がなく、留めるには刹那的すぎる。
あの日見た、あの景色を、いつまでも覚えていることができるだろうか。
写真は写像である。
‘私’には視ることしかできない、見いだすことしかできない。
和紙の中を漂う光と写し絵の中に、’あの時’をもう一度見つけ出したい。
Artist Profile
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Kenta Yamamoto
山本 健太
1996年生まれ
筑波大学 Digital Nature Group所属『光とマテリアルの計算機科学的な接続と描写』をコンセプトに研究及び作品制作を行っている.
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Nozomi Magome
馬込 望
1998年生まれ
筑波大学工学システム学類
同大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 共同研究学生
『太陽エネルギーの利用』をコンセプトに研究及び作品制作を行っている。