MEDIA AMBITION TOKYO

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The Watchers-眺めるもの

マリー=ジュリー・ブルジョワ、マリーヌ・パジェス、アントワーヌ・シュミット
キュレーション・空間構成 ティエリー・フルニエ

 

ティエリー・フルニエのキュレーション・空間構成による本作は、三人のフランス人アーティストが手がけた三つのデジタル・インスタレーションのシリーズです。高層ビルから東京の風景を捉えたライブカメラの映像を、それぞれの方法で変容させています。
マリー・ジュリー・ブルジョワは、東京の地平線をパリの地平線と交換し(『消失点』、マリーヌ・パジェスは、観客の指が触れることで束の間に姿を現すよう、風景を白いベールで覆い(『浮遊する身体』)、アントワーヌ・シュミットは、1時間かけて風景の上を一周する大きな円を描きました(『No Disc』)。本作では、観客が作品を見ており、作品自体もまた風景を見ているのです。

 

各作品は、ティエリー・フルニエの企画およびキュレーションによるプロジェクト『Fenêtre augmentée』の一環として、2013年にマルセイユのフリッシュ・ラ・ベル・ド・メ(マリー=ジュリー・ブルジョワ)にて、また2014年にコリウールのシャトー・ロワイヤル(マリーヌ・パジェス、アントワーヌ・シュミット)にて、制作された。

共催:アンスティチュ・フランセ日本
第8回「デジタル・ショック」共同企画

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2/23(sat)–3/3(sun)  | 10:00-22:00

Schedule
  • 無料(東京シティビュー入場料が別途かかります。)

    東京シティビュー入場料
    一般当日1800円、シニア(65歳以上)1500円、学生(高・大学生)1200円、子供(4歳〜中学生)600円

Artist Profile

  • © Juliette Fontaine

    © Juliette Fontaine

    Thierry Fournier

    ティエリー・フルニエは、パリを拠点とするフランス人アーティスト、キュレーター。エキシビジョン・スタディーズやキュレーションを対象とする研究リサーチグループDisplays(パリ、ナンシー)のディレクターも務める。マリー=ジュリー・ブルジョワ、マリーヌ・パジェス、アントワーヌ・シュミットは、いずれもパリ在住のアーティスト。
    フルニエ、ブルジョワ、パジェス、シュミットは、テクノロジーが文化に与える影響や、人間と環境との関係を探究する作品を定期的に手がけている。