MEDIA AMBITION TOKYO

X

モノカタリ (学生CGコンテスト MAT賞)

中山祐之介+長堀弘毅+早稲田大学橋田研究室

「モノカタリ」は忘れ去られた処理としての生活の記憶から、実体験と少しだけリンクするフィクションを作り出すことで、もしかしたら自分が経験していたのかもしれない物語を出力する装置です。  生きている中で「確かに経験した」と記憶する出来事はどれほどでしょうか。私達を取り巻く環境の爆発的な情報増加に伴って、日常の些細なことを覚えている余裕はなくなってきています。とりわけレシートを受け取るときのような、何気ない生活の経験は「体験」というよりも「処理」のようなもので、代わり映えのなく面白みがないかもしれません。しかしそのレシートにはパーソナルなログデータが詰まっています。「モノカタリ」は、この情報を元に、面白みが無かったとされていた瞬間を振り返って想像を掻き立てる、あなた自身のアナザーストーリーを描き出します。

Vimeo LINK

コンセプト/プログラミング:中山祐之介
シナリオライティング:長堀弘毅
早稲田大学橋田研究室

SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE 15F, SHIBUYA QWS

Google Map

2.28 (fri) – 3.8 (sun) | 11:00 – 21:00

Schedule
  • 入場料:無料

    ※B2階と2階の【オフィス・SHIBUYA QWS専用エントランス】より、エレベーターで15階にお越しください。

Artist Profile

  • Yunosuke Nakayama

    1994年 兵庫県生まれ。2019年 早稲田大学基幹理工学研究科表現専攻修士課程を修了。 学生時代は橋田朋子研究室に所属し、HCIを中心としたメディアテクノロジーの研究と作品制作を行う。 Wired Creative Hack Award 2019ファイナリスト、第25回学生CGコンテスト アート部門ノミネート及びパートナー賞受賞。