仮想通貨奉納祭・サーバー神輿
「神事のアップデート」をテーマに、世界中から仮想通貨を集めてリアルタイムに神輿に反映させ、集まった仮想通貨は「土地の豊穣」のために再分配するという東京の新たな祝祭や伝承をつくるプロジェクト。 世界中から仮想通貨を奉納できるシステムを搭載した「サーバー神輿」を担ぎ、土地を元気にする儀式を行う。着金に反応して神輿に搭載された大量のLEDファンが回転しながらギラギラと発光し、人工知能が音声合成した祈りの言葉が爆音で鳴り響き、神輿の担ぎ手のテンションやバイブスを上げる「ワッショイ・セレブレーション機能」が発動する。今回は特別にArtStickerバージョンとして登場。Stickerでの投げ銭に応じて派手にインタラクションしながら、渋谷の街を盛り上げる。
企画・運営:市原えつこ
神輿テクニカルディレクション、ソフトウェア開発、ハードウェアデザイン・開発:渡井大己
神輿ソフトウェア開発:稲垣淳
神輿フレーム設計・制作:川島拓郎
祭り囃子:NICOS ORCHEST-LAB
発酵大臣:小倉ヒラク
天狗アニマトロニクス造形・開発:中臺久和巨
天狗ロボットモーション開発:渡部知香
天狗ロボットモデル:藤井直敬
ロゴデザイン:畑ユリエ
写真撮影:黒羽政士
映像撮影・編集:野本ビキトル
企画リサーチ・PR協力:原田優輝(Qonversations)
管理サポート:早川由紀恵
協賛:デジタルハリウッド大学大学院、株式会社インクワイア
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
支援:Readyforクラウドファンディングご支援者の皆様
技術協力:株式会社わたしは
会場・運営協力:川島商店街
※最終日の3月8日に開催を見込んでおりました、「サーバー神輿
Artist Profile
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Photo by Tom Mesic
Etsuko Ichihara
市原えつこ
メディアアーティスト、妄想インベンター。1988年生まれ、早稲田大学卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、アルスエレクトロニカ賞でHonorary Mention(栄誉賞)を受賞。近年の展覧会として、「デジタル・シャーマニズム―日本の弔いと祝祭」、「文化庁メディア芸術祭」「Ars Electronica Festival」、「恵比寿映像祭」など。
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Taiki Watai
渡井大己
メディアアーティスト、テクニカルディレクター。早稲田大学大学院文学研究科修了。 テクニカルディレクターとしてグローバルブランドをはじめファッションショー、インスタレーション、ライブ等、広告・エンタメ分野での演出や開発を多く手がける。 アーティストとしては、プログラミングやデバイスを駆使し、テクノロジーがもたらす未来とオルタナティブな世界を具現化する作品群を制作。2017年、アルスエレクトロニカ賞にてHonorary Mentionを受賞。