3月11日にしゃぼん玉を吹きながら、歩いて家に帰る
<重要なお知らせ>
新型コロナウイルス感染症の国内での発生状況を踏まえ、感染の拡大を防止するため、3月11日(水)に予定しておりました『3月11日にしゃぼん玉を吹きながら、歩いて家に帰る2020』のイベントは中止とさせていただきます。
すでにイベントの申込み登録を済ませた方々におかれましては、申込み登録を中止させていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
【※中止】3月11日にしゃぼん玉を吹きながら、歩いて家に帰る2020
イベント情報はこちらのページから
2011年3月11日から一年後の2012年3月11日が迫るにつれて、私はいてもたってもいられなくなった。「不謹慎」や「自粛」という言葉が飛び交う日々、その暗澹たる雰囲気を打ち破りたいという衝動から始まったように、今にしては思う。「しゃぼん玉を吹きながら、歩いて家に帰る」は、2012年3月11日から始まった。ーー8年も継続することには勇気も必要だった。時代によって政治は移り、現状は変化する。歩いている場合なのだろうかと自問した。しかし結局9年目を迎えているのは、周囲の人たちがこのプロジェクトを求めてくれたからだった。きたる3月11日に向けて今回の展示では、これまでのドローイングや、記録写真、映像を通して過去8回のプロジェクトの軌跡を振り返る。
Artist Profile
-
Maaya Miki
三木麻郁
1987年生まれ。東京を拠点に活動するコンセプチュアル・アーティスト。代表作にカード式オルガニートを使った「誕生の讃歌」など、現象やコードを従来とは異なるメディアを通して再表出させることで、慣れ親しんだ知覚や意味を揺るがせる。ドローイング、立体、音、ことば、写真、映像など、様々なメディアを取り入れて作品を発表する。2015年東京芸術大学大学院美術科先端芸術表現専攻を修了。