MEDIA AMBITION TOKYO

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【ライブ配信】メディアアートのゆくえ、デジタルと質量の関係性

藤幡正樹、落合陽一、モデレーター 杉山央

トークセッション:「メディアアートのゆくえ、デジタルと質量の関係性」

【出演者】藤幡正樹、落合陽一、モデレーター 杉山央

【場所】 ライブ配信(Instagram Live)

【日程】37()

【時間】15:0016:30

新型コロナウイルス感染症の国内での発生状況を踏まえ、感染の拡大を防止するため、37()に予定しておりますトークセッションをライブ配信として開催させていただきます。楽しみにしていただいていた皆様には、ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程何卒よろしくお願い申し上げます。

Instagram Live Streaming

Roppongi Hills, Mori Tower 52F, TOKYO CITY VIEW

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March 7th (Sat)  | 15:00-16:30

Schedule

Artist Profile

  • Masaki Fujihata

    日本のメディア・アートのパイオニア。80年代にコンピュータ・グラフィックス作品《Mandala1983》をアメリカのシーグラフで発表し広く知られることになる。インタラクティブ・アートの古典ともなっている《Beyond Pages》は1995年、ネットワーワークをテーマにした作品《Global Interior project#2》は1996年、デジタル空間と現実空間の往復と接続の問題に深い興味を持っている。1992年からはじるプロジェクト《Field-works》シリーズでは、GPSを用いて取得された位置データと現場でのビデオ画像を、3次元のサイバー空間に展開したもので、この「映画の未来形・メディアの進行形」とも言えるまったく新しいプロジェクトは、他者の追従を許さないものがある。これまでに数多くのプロジェクトが、世界各地で実現されたが、2012年にフランスのナント市で実現された《Voices of Aliveness》は、自転車に乗る参加者の叫び声をサイバー空間へと集約したもので、このシリーズの代表作である。

    2016年にAR(拡張現実感技術)を用いた自身の作品を集めたアーカイブ本《anarchive °6》がパリで出版される。2018年には、45~70年代の香港に焦点をあて、ARを用いて過去の人物たちが現在の空間に重なるパブリックアート・プロジェクト《BeHere》を実現した。

    1996年、アルス・エレクトロニカ(リンツ、オーストリア)で日本人初のゴールデン・ニカ賞を受賞、その後も複数回受賞。2010年文化庁「芸術選奨」文部科学大臣賞を受賞、2016年に内閣府より紫綬褒章を受章。1989年から慶應義塾大学環境情報学部で教鞭を執り、1999年から東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授、2005年から同大学大学院映像研究科の設立に参加し2012年まで研究科長を勤める。2015年に自主退職。現在は東京藝術大学名誉教授。2017年はオーストリアのリンツ美術大学、2018年は香港バプティスト大学、2020年はUCLAの客員教授としてロスアンゼルスへ滞在中。

  • Ninagawa Mika

    Ninagawa Mika

    Yoichi Ochiai

    メディアアーティスト。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤代表・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表
    2015年World Technology Award、2016年PrixArs Electronica、EUよりSTARTS Prizeを受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards 受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeaders of Tomorrow選出。個展として「Image and Matter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など多数開催。近著として「デジタルネイチャー(PLANETS)」、「2030年の世界地図帳(SBクリエイティブ)」、写真集「質量への憧憬(amana)」。「物化する計算機自然と対峙し,質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。

  • Ou Sugiyama

    森ビル株式会社 新領域企画部
    一般社団法人MEDIA AMBITION TOKYO理事
    学生時代から街を舞台にしたアート活動を展開し、2000年に森ビル株式会社へ入社。タウンマネジメント事業部、都市開発本部を経て六本木ヒルズの文化事業を手掛ける。 2018年 「MORI  Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」企画運営室長として年間230万人の来館者を達成。世界で最も優れた文化施設等におくられるTHEA Awards、日経優秀製品サービス賞 最優秀賞等を受賞。 現在は、新領域企画部にて未来の豊かな都市生活に必要な文化施設等を企画している。一般社団法人 MEDIA AMBITION TOKYO 理事。