MEDIA AMBITION TOKYO

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質量に保存する,制約を与える,有限の存在にする.

落合陽一

質量に保存する,制約を与える,有限の存在にする.
物理的制約のないデータの世界と制約ある質量の世界の越境を繰り返した末に,
存在が物化を繰り返せる可能性を意図的に喪失させる.
質量のある装置はやがて壊れ,質量のない装置はやがて忘れられる.
物質の制約から自由になったデータに有限の身体を与え直す作業に集中する.
デジタルの世界とアナログの世界から切り取った有限性のあるメディア装置の箱庭を作る.
別離への可能性を孕む存在になったデータは愛おしい.
この有限性を与えることへの偏愛を味わうために,
やがて壊れゆく形にデータを記録するメディア装置を蒐集家の目線で眺めていたい.

協力:日本科学未来館

SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE 15F, SHIBUYA QWS

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2.28 (fri) – 3.8 (sun) | 11:00 – 21:00

Schedule
  • 入場料:無料

    ※B2階と2階の【オフィス・SHIBUYA QWS専用エントランス】より、エレベーターで15階にお越しください。

Artist Profile

  • Ninagawa Mika

    Ninagawa Mika

    Yoichi Ochiai

    メディアアーティスト。1987年生まれ。2015年World Technology Award、2016年PrixArs Electronica、EUよりSTARTS Prize受賞。Laval Virtual Award2017年まで4年連続5回、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards など受賞。「物化する自然と人為の境界」を追求、イメージと物質、自然と計算機の境界などを探求し、計算機科学・応用物理・メディア芸術の枠を自由に越境し活動している。